中国のお正月

中国は日本で言う正月をそこまでイベント的に重視していません。

クリスマスもそうですが、若い世代は欧米の影響を受けていますので、

最近はニューイヤーパーティで盛り上がろうぜみたいな雰囲気も有りますが、

所詮太陽暦の正月なんて関係無いわ!! みたいな人が今でも大多数です。

台湾、ベトナム、シンガポール、インドネシアも程度の差は有れそうですし、

一応暦上は太陽暦の正月と太陰暦の正月(旧正月)を両方祝う風習となっています。

タイはお正月は祝いますが、それでも本番はソンクラーンという

タイの旧暦の正月なので太陽暦の正月なんてどうでもいいのと云う雰囲気があります。インドは州毎によって違いますが太陽暦の正月も太陰暦の正月も祝日では無いのです。

今日も未だ中国の広東省に居ますが、あまり年末という雰囲気が無く

この時期は無性に日本での年末が恋しくなったりします。

ボーナス1千万円

昨日、海外では基本サービス残業をしないという主旨の事を書きました。

若干個人的な私怨も入っていたかと思いますが。

それでも例外的にスーパー会社員は存在するようです。

最近日本でも知名度が上がってきていますスマホの製造メーカー、HUAWEI。

実は本社は広東省の深セン市にあります。

毎年売上の10%以上を開発費用として投資しており結果として

世界の特許出願率では2015年&2016年で連続1位。

スマホの販売で世界3位、通信機器の販売で世界2位。

日本の携帯メーカーの昔の繁栄が未だ鮮明な記憶として残っている

オジサンとしては寂しい限りですが...

日本でもHUAWEIのスマホは販売されています。

コスパが良いとの評価も有るようですが、

韓国のSAMSUNGも日本市場で苦戦している様に、

日本市場で韓国製/中国製のスマホが受け入れられるのは

当分先の事になるでしょうが。(SAMSUNGはスマホの販売で世界1位)

さて前置きが長くなりましたが、

そのHUAWEIの2016年の冬のボーナス、

なんと平均支給額が日本円で1千万円との話を聞きました。

確かに中国は今はバブルと言われては言ますが、

それでも中国系の製造メーカーのボーナスとしては破格な金額です。

聞くところに拠るとHUAWEIの会社員のレベルは非常に高いとか。

普通の人の3倍は働くそうですし、

成果を出せないと自主的に退社したりする人も居るようです。

勿論、サービス残業も厭わないらしいですが、

そこまで破格のボーナスを貰えるのであれば平均レベルの会社員も皆、

奮起してスーパー会社員に成りますよね。

もしHUAWEIで働ける自信が有る方は是非挑戦してみて下さい。

サービス残業

日本に居てもたまに耳にする機会も有るかと思いますが、

サービス残業というモノは殆どの国には存在しません。

勿論、中国、タイ、マレーシアでもサービス残業なんて殆ど誰もしません。

一部の日系企業ではサービス残業をしているローカルスタッフも居る事は居ますが、

圧倒的に少数派。 

基本的に皆、気持良いぐらいの勢いで終業時間の17:30(会社によっては17:00)

になると会社を辞していきます。

中には17:00ぐらいから退社に備えてスタンバイ状態で何も仕事をしないツワモノも!17:35にはほぼローカルスタッフは誰も残っていませんというのが当たり前です。

従って某広告代理店の過労死事件の話をこちらですると皆、

まるで映画の中の地球外惑星の事件の様な捉え方をしています。

昨日も、日本の外資系企業のカントリーマネジャー(事業部長職)の人間と

外資系の企業の成果主義に関して話をしていました。

彼は日本の3連休も(12/23-12/25)普通に朝から晩迄仕事をしていた様ですが、

彼に云わせると自分の職務責任を果たせない人間は会社から即解雇対象として

プレッシャーを掛けられる様です。

常に自分は会社から与えられた給与分は

(実際には給与額の3倍程度が会社の経費となるのでしょうが)

会社に貢献していますよとのアピールを求められています。

一方、他の国では会社員として働くという事は責任は自分に無い、

常に上司に責任を振って良しという感覚が有ります。

たとえ副社長で有ろうと社長という上司がいる限りは

自分には最終的な責任は無いと考えています。

若干誇張した表現になるかと思いますが勤務時間内に

適当に仕事をして決められた給与を貰えれば良いや

という考え方の人間が大多数です。

勿論日本にだって最近はそういうスタンスで仕事をしている人も

増えてきているでしょうが、なんだかんだ言いながらサービス残業したり、

自分の職務責任を全うしようとしている人も少なくないのではと思います。

そういう意味では日本人は非常に真面目ですし、

プロ会社員率が非常に高いと思っています。

 

中国のクリスマス

昨日は香港で昔からのコンサルタントの友人(自分と同年代の男性)に会い、残り少ないビジネスマン人生で如何に楽をして金を儲けるかと言う議題で熱く議論したのですが、周りを見回せばカップルばかり、外資系ホテルのコヒーショップでオーバーアクション気味に日本語で熱く語っている日本人は完全にお店の人からも周りの香港人や外国人カップルのお客さんからも浮いていました。 クリスマスイブは香港でも日本と同様に特別なイベントの一つで有り家族や恋人同士で高級ホテルのブッフェで夕食を食べたり、オシャレなレストランでクリスマスの雰囲気を楽しんむのが恒例化しています。勿論クリスマスプレゼントもちゃんと交換したりしています。そういう意味では馬鹿な議題で盛り上がっていた自分達も側から見ればゲイのカップルがクリスマスイブに二人で盛り上がっている様に見えたかもしれませんが。
そして今日は朝から中国 広東省の深セン市に来ているのですが、中国でも最近はイベントとしてのクリスマスが盛り上がっている様です。以前は香港がクリスマスで盛り上がっていても中国ではどうかクリスマスはキリスト教の人達だけで盛り上がって下さい的なサバサバした雰囲気でしたが 最近は若い層を中心に大きなイベントとなっている様です。大型のショッピングモールやタオバオなどのネットショップがクリスマスという事で購買意欲を煽るマーケティングを実施してきた結果なんでしょうけど。聞いた話では深セン市は中国全土の中で一番クリスマスが盛り上がる都市の様です。中国でのクリスマスに関連したビジネスは未だ未だ機会が沢山有りそうです。

海外放浪生活って楽しいんですか?

唐突ですが日本に帰国して、初対面の方からもよく聞かれる質問として

 

1)言葉は喋れるんですか?

2)どうやって(経済的に)生活しているんですか?

3)海外放浪生活って楽しいんですか?

 

とかが有ります。

単に事実をそのまま回答すれば良いので

最初の二つの質問は比較的回答し易いんですが、

海外放浪生活って楽しいか、楽しくないかを答えるのが結構難しかったりします。

勿論、主観的な回答になってしまうので

その時々の状況に因って回答も微妙も違ったりするのですが。

もそも自分の場合は海外放浪生活って楽しいからしてるんでもないのでは

と最近思ったりもします。

どうも自分自身の事なのにイマイチ分かっていませんが!! 

 

多分、楽しいのでは無く、楽なだけなのかなと...

楽しいのと楽なのはニュアンスが違うような気がしています。

 

 

 

この年で今更ブログなんて

海外放浪しながら人生を棒に振っていますアブラカタブラです。

さてこの齢になって今更ブログなんてと言う想いも有りましたが、

実際に重い腰を上げて一旦始めてみると、

結構色々書きたいアイデアも浮かんできて何を書こうかと

想いを巡らしたりするのが新鮮で楽しかったりします。

勿論、これは只の自己満足でしか無いのですが(笑)

また自分の場合は海外放浪生活を続けていると毎日を怠惰に過ごしがちですが、

ブログを記すと言う事が、怠惰な一日の中で良いアクセントになっています。

そういう意味ではブログというのは侮れないないと改めて思いました。

また、もう世間様的には当たり前の事として捉えられているのかも知れませんが、

誰にでもブログを記せる機会を与えてくれる

ブログサイトの運営者さんには本当に感謝ですよね。

 

 

初めまして

初めまして、

海外(中国、タイ、マレーシア)を放浪しながら仕事をしている

アブラカダブラと申します。

結構な年ですが、

"如何にして自分の人生を謳歌していくか"

を毎日の主題に置いています。

そういう意味では自分の人生はまさにイソップ寓話の

"蟻とキリギリス"のキリギリスそのもの。

寓話の通り、冬の時代に寒さと空腹に耐えかねて

キリギリス生活をギブアップしてしまうのか、

それともしぶとく人生を謳歌し続ける事が出来るのかを、

このブログに記していきたいと思います。

飽き性の為、自分の場合はそれが海外を放浪する事になった

大きな原因のひとつでも有るのですが 何処まで続けられるか判りませんが、

頑張って継続していきたいと思います。